当社は主にネパール、そしてスリランカの建設土木関連学部卒業者で、実際に数年の実務経験がある人材を多数そろえています。

個々人によって性格は異なりますが、ネパール人、スリランカ人ともに、お客様からの評判・評価が一番高く、当社取扱い総数約1,800人弱ぐらいのうち、クレームとなったのは、今までたったの4人しかいません。

両方とも、国民性として、“俺が俺が”、と、自己主張が強いタイプは少なく、「素直で、真面目で、協調性が高い」タイプが多いように見受けられます。
以前は、ベトナム人なども提案していましたが、上記の理由により昨今はネパール人中心にシフトしています。

技術人文国際ビザの候補者はほぼ以下のような背景です。

現地の大学を卒業し、現地または中近東などの海外での数年の実務経験を経ています。

  • 特徴
    候補者がたくさんいます。日本中どこでもあまり場所にこだわりません。
    日本語レベルは来日までに通常、N4を習得させます。
    現地の運転免許を持っているのは、だいたい3割ぐらいです。

ネパール人、スリランカ人の候補者の大半は、母国の学校で英語で授業を受けています。従い、ほとんどの候補者はフィリピン人程度の英語力を持っています(両方のグループとも)。

宗教的信念はもちろん尊重すべきですが、業務に差しさわりが出る場合は、企業にとっては困ってしまうケースもあります。
当社に寄せられる相談の中では、①忌避すべき食べ物の存在、②お祈りの時間・場所の確保の2つが該当します。

ネパール人は国民の多くがヒンズー教、残りが仏教という混合の構成になっています。スリランカ人は約7割が仏教、2割弱がヒンズー教の割合です。
食べ物に関しては、仏教の場合はこれという制約は存在しませんが、ヒンズー教は牛肉を食べないという規則があります。

来日しているネパール人・スリランカ人のヒンズー教徒たちは、国外では牛肉を食べることにしている、もしくは食べなくても調理・触ることは問題ない、というスタンスです。
ですので、業務上問題になることはありません。

お祈りに関しては、ネパール人、スリランカ人両方ともに、特に決まった時間に行うことはありません。

ざっくりですが、候補者の男女比は、10:0で、ほぼ全員が男性の候補者です。